酵素って何？

『代謝酵素が多い人』
健康的で
若々しい

代謝酵素を増やせ！消化酵素は減らせ！

★酵素の主な働きとは？

酵素は体の中で起こるほぼすべての反応に必要です。
体内の酵素の量が少なくなると、体の調子が悪くなってしまう！

体内の酵素が少なる大きな要因の一つとして食べたものを消化・分解・吸収するのに、たくさんの酵素が必要です。
食べ過ぎは、カラダの酵素を大量に使い、胃や腸などの消化器官にとても負担をかけエネルギーも消費します。

だから、
食物酵素を摂る食事は元氣・健康のためにはとても重要なんです。

酵素って、何？

★酵素とは、タンパク質

★酵素とは？

体の中では、さまざまな化学反応が起こっています。
それぞれの反応を引き起こすために触媒として必須のタンパク質が酵素です。ヒトを含む生物が、摂った食べ物を消化・吸収したり、代謝するなど、体の中で起こるほとんどの化学反応には、酵素がなくてはなりません。人の体内には約5,000種類もの酵素があると言われています。

★酵素の性質

ほとんどの酵素の主要な構成要素は、タンパク質です。
酵素は、他のタンパク質と同様、加熱されると構造が変化し、酵素の機能を失います。また、特徴として、限られた環境条件下でしか働きません。

多くの酵素は、人や動物の体内で働くため、
35℃〜40℃の温度帯、中性付近のpHで最もよく活動します。

★消化酵素と代謝酵素

消化酵素

体の中で働く酵素の中で、大事なものの一つが食べた食物を「消化する酵素」です。

消化酵素とは、食物を消化し体内に必要な栄養素を吸収するために欠かせない酵素のこと。

食べすぎ、特に揚げ物やインスタント食品、食品添加物などを多く食べていればいるほど、
消化酵素がたくさん使われてしまいます。

消化酵素は大きく３つに分けられます。
☑「でんぷんを分解する」ブドウ糖に分解する酵素はアミラーゼ
☑「たんぱく質を分解する」アミノ酸に分解する酵素はプロテアーゼ
☑「脂質を分解する」脂肪酸とグリセロールに分解する酵素はリパーゼ

代謝酵素

酵素は「代謝」において、とても重要な役割があります。代謝酵素は、体内でしか作ることができません。

体内の酵素が、代謝活動に多く使われると
『新陳代謝アップ』
『解毒、排毒』
『免疫力の向上』
『壊れた細胞の修復』
『エネルギー産生が活発』
など、カラダの機能性向上、健康維持に役立つといわれています。

酵素は、多くの反応に関与しています。
☑吸収された栄養素からエネルギーを作り出す反応
☑体内の有害物質を処理し尿などと一緒に排泄する反応
☑体の成長（細胞、器官、骨、筋肉を修復）、免疫反応、体の調節機能（ホルモンや神経のバランスを整える）など。

体内の酵素と体外からの酵素

★体内の酵素バランス

体内で生み出される酵素は、1日に生産される量がほぼ決まっている。

人のカラダは、この一定量を、消化作業のために「消化酵素」として、代謝作業のために「代謝酵素」に振り分けて使います。

例えば、全体量が１００としたら、消化のために７０の酵素を消化酵素として使った場合、健康維持のために使える代謝酵素は残り３０しかありません。

どちちの酵素も生命維持活動になくてはならない存在ですが、
消化酵素が少なく、代謝酵素が多い状態が理想といわれています。

食べ物をたくさん食べれば食べるほど、酵素は消化酵素として使われてしまいます。

代謝や解毒をスムーズに行うためには、酵素をムダ遣いしないことが大切です。

★体外から酵素を摂る

体外の酵素とは、食物のもつ食物酵素のことです。
例えば、体内で酵素が１００しか作られないとしたら、５０の食物酵素を食べれば全体量が１５０になるってこと。だから、消化酵素に７０使っても健康維持のための代謝酵素に８０も使えるんだ！

食物酵素は
・一般的には野菜やフルーツや穀物で摂ります。丸ごと摂るホールフードはさらに良い。
・発酵食品（酵素食品）を摂ります。

ポイントは、
野菜やフルーツは非加熱・生で摂る。
発酵食品では製造上、非加熱・無加水・無添加であるもの選びましょう。

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酵素食品（食物酵素）を摂る

★食物酵素とは

「食物酵素」とは、食事から取り入れる酵素です。
食物酵素を日頃から口にしていれば、体内の酵素量がおのずと増え、いつもの食事をしたときの消化に消化酵素として使ってもカラダ内にある酵素量が豊富ですので代謝酵素を温存できることになります。

注、口から摂取した酵素（タンパク質）は、アミノ酸に分解されます。口から入れた酵素が体内で酵素として増えるとは限りませんが、他のアミノ酸と一緒になってカラダを作る材料として利用されたり、食物の中には消化を助ける働きがあるものもあり、食事と共にこれらの酵素を摂ることで栄養素の吸収率が上がるかもしれません。

★酵素は代謝に使われると健康アップ！

「消化酵素」は食べた物の消化を助けます。

「代謝酵素」は消化酵素が体内で使える形にしたエネルギーを、体の隅々に届けて活用する働きがありカラダの自然治癒力や免疫力を高める働きをするともいわれています。

このように酵素は、健康維持に欠かせないことがわかります。
特に体内酵素が代謝に多く使われれば使われるほど、カラダが元氣に健康になっていくようです。できるだけ多くの食材を摂取し食物の酵素、体外酵素を十分摂り入れ、合わせてビタミン・ミネラルなどの栄養素も補給する。
限りある体内酵素を「代謝」に使っていけるカラダになるような食生活が望ましいといえます。

酵素食品の４つの定義

☑発酵食品ー発酵は酵素の働きによってすすむ
☑生の野菜やフルーツ、穀物ー酵素は熱で不活化する
☑分解・消化酵素入り食品ー分解酵素が含まれる食品
☑酵素代謝を促す食品ーある種類の植物栄養素にはカラダに作用して酵素の分泌を促す食品